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イベント反応データの算出方法

このツールの各イベントページに掲載している数値は、推定値でもバックテストでもありません。掲載しているすべての発表は、レポートが公表された瞬間の前後の生の日中価格データから直接計測しており、このツールが追跡するすべてのイベントに同じ3ステップのパイプラインを適用しています。データを鱵呑みにせず、ご自身で妥当性を判断していただけるよう、その仕組みを正確にご説明します。

ステップ1:発表前後の日中ローソク足を取得

各発表日について、EODHDのマーケットデータAPIからイベントの主要通貨ペアの5分足を取得します。対象は、予定発表時刻の30分前から65分後までのウィンドウです。この幅は、発表前の基準価格と反応の最初の1時間を丸ごと捉えつつ、シグナルを薄めてしまう無関係な1日分の値動きを取り込まない広さです。発表時刻自体はEODHDの経済イベントカレンダーから取得しており、各レポートはUTCで分単位まで記録されています。そのタイムスタンプに最も近いローソク足を照合し、数字が公表された瞬間に市場が取引していた基準価格を確定します。

ステップ2:3つのチェックポイントでpip変動を計測

その基準ローソク足から、発表の5分後・15分後・60分後という3つの固定チェックポイントを先読みし、それぞれに最も近いローソク足を特定します。各チェックポイントのpip変動は、そのローソク足の終値と基準価格の差を、通貨ペア固有のpipサイズでpipに換算したものです。チェックポイントを1つではなく3つ追跡することで、すぐに失速した瞬間的なスパイクか、1時間かけて伸び続けた動きか、初動が消化された後の反転か、という3つの異なるパターンを見分けられます。60分の数字1つだけでは、これらは同じ1つの数字に潰れてしまいます。

ステップ3:方向の分類と発表間の平均化

60分後のpip変動は、表に表示される方向バッジの判定にも使われます。+1pipを超える動きは「上昇」、-1pipを超える動きは「下落」、その間に収まる動きは「横ばい」と分類され、通常のノイズが方向性のある反応と誤読されないよう小さなバッファを設けています。ページ上部に表示される平均変動は、直近10回の発表における60分pip変動の絶対値の平均で、新しい発表が入り最も古いものがウィンドウから外れるたびに再計算されます。以上のすべてのステップは、このツールのすべてのイベントでまったく同じように実行され、変わるのは通貨ペア・発表の種類・pipサイズだけです。

つまり、発表カレンダーの日付や各イベントの説明は各イベントページにリンクした外部ソースに基づきますが、それらのページのpip数値・チャート・方向バッジはすべて、上で説明した生の価格データから自社で算出したものであり、第三者から提供されたものではありません。数値に違和感があれば、「日付」列のタイムスタンプ前後のイベントの主要通貨ペアをご自身のチャートで表示し、表のチェックポイントと見比べるのが最も早い確認方法です。

過去の価格反応は教育目的でのみ掲載しています。過去の反応は将来の結果を保証するものではなく、金融アドバイスでもありません。